2010年06月16日

就職が決まる

今日、Aは内定を貰ったそうです。

今までにいくつ受けたのか落ちたのか私には
よく分かりませんが、内定を貰えた企業は
Aが通う専門学校でのいわゆる「取りまとめ就職」。
学内で選考が行われ、何が良かったのか推薦を貰えたAは、
書類選考とたった1回の面接で決まったらしいです。

現在、他にも就活が進んでいる企業があったらしいのですが、
それらは明日、全て辞退する事になるらしい・・・

つまり、Aの就活は終わりました。

内定いただいた企業での仕事は接客業であり、
Aにはおよそ不似合いだとしか思えません。
しかも、その企業・・・つまり店ですが、は、
テンション高めな店のような印象があります。

自分で決めた事ですから、こっちはもう何も言いません。

一応「おめでとう」と言いましたが、今、私の胸の中は
希望や喜びよりも不安の方が大きいです。

先週の事件が無ければ、もっと心から喜べたはずでした。

しかし、Aの中は今だに泥棒根性でいっぱいだと知ってしまった今・・・

そんな人間が「商品や金」がいっぱいある場所で
働くようになったらどうなるのか。

何せAは昨年、アルバイト先のレジから金を抜いた男です。
そして、万引きで捕まった男です。


私が働いている店でも、不正でクビになる社員を
今までたくさん見て来ました。
事務所で自分の上司の親が謝っている光景も見ています。

どんな年齢や立場になろうと、やるヤツはやるのです。


就職するに当たって、私たちはAの身元保証人として
印鑑を押さなくてはならないでしょう。
もしも、保証人を他にも立てなくてはならない場合は
私の弟にも頼まなくてはならないでしょう。


この子の保証人になる・・・

私の心は、今、その重さをズッシリと感じています。



                      



posted by わかば at 18:44| Comment(0) | 日々つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月22日

カウンセリングを拒否する

内定が出た翌日、私たち夫婦はAを座らせて
今後の事について今一度しっかり話しました。

就職が決まった事はとても目出度いことだし
親としては喜んであげるべきだと思う。
しかし、今の私たちには不安の方が大きくて
心から「おめでとう」と言ってあげる事ができない。

なぜなら、お前は二十歳になって学校を卒業し、
就職をしたら、その後は何かやらかしても
もう自分が警察に捕まって刑務所に入れば
良いだけのことだと思っているかも知れないが、
それは大きな間違いである。

就職と言うのは、自分だけの事ではない。

お前が就職するに当たって、私たちは親として
保証人にならなければならない。
そういう書類が会社から必ず来るのである。
私たちだけではなく、たぶん、伯父さんにも
保証人になって貰わなくてはならないから、
もしも会社で何かやったら、親だけではなくて
伯父さんにも迷惑がかかるのだ。

それに、お前は学校の推薦でその会社に入るのだから、
もしも何か事件を起こしたら、お前の後輩達は
二度とその会社から推薦を貰えなくなるだろう。

そういう風に、社会に入ったら、一つの事件で
色々な所に本当に大きな迷惑を掛ける事になるのだ。



せっかく内定を貰った子供に「おめでとう」よりも
こんな事を切々と話さなくてはならないことが
本当に情けないです。

Aが入る会社には、Aが欲しい商品が山ほどあって、
それを目の前にしてAが盗む事を我慢出来るのか。

絶対に盗んだりしない自信があるのか。


私たちは何度もAに確かめました。


そして、先日、どういう気持ちで家の物を持ち出して売ったりしたのか。

それについても思っていることを言えと聞きました。

Aの言葉は、いつものように重く・・・

しかし、ぽつぽつと話す内容は、やはり絶望に陥れられる物でした。

Aは、そうやって家の物を盗んで売った事に関して

「何も感じなかった。」

と言うのでした。

自分の事は「クソのような人間だと思う」

しかし、それで親が悲しむとか困るとか言うような事は「何も感じない」と。

家が嫌いなのか、親に不満があるのか、と聞くと

「別に嫌いじゃない。不満はない。何も考えていない。」

と言います。

やはり、何かが欠落している。
そうとしか思えませんでした。

ただ、就職と、現在やっているアルバイトに関しては、

「学校の中ではかなり早く決まった会社だし、バイトも探し回って
やっと決まったバイトだから大切に考えている」


と、言います。

絶対に悪いことはしない。

と言いますが・・・その言葉は今までに何度も聞かされてきた言葉です。

「就職も決まって、もう大きな検定試験もないし、少しは時間が
出来るんだから、会社に入る前に一度カウンセリングを受けたらどう?」


そう言った時、Aは一瞬へらっと笑ったように見えました。

「カウンセリング?」

「そう。あんたの止められない・・・パチンコや盗みや嘘の事を
専門家の人に聞いてもらうんだよ。
親には話せないような事も話せるかも知れないじゃない。」



しかし、Aは「大丈夫。それは行かない。」ときっぱり言うのでした。


私自身、カウンセリングと言う物への信用はあまり大きくありません。

カウンセリングに行く事で、本格的に鬱のようになってしまった人を
身近に知っているからです。

それにカウンセリングは本人に治りたい、治したいと言う気持ちが無ければ
何も効果がないでしょう。

そういう迷いで今まで見送ってきたと言うのもあるのですが・・・


しかし、このままで良いのか。

このままで事態が良い方向に向かうのか。


ネットでも調べていますが・・・

催眠術のような方法で暗示を掛けてもらって、
魔法のように改心するとか・・・
そんな良い話はなかなか聞けません。

しかし、このままでは、また繰り返すのではないか。
その恐さをこの先もずっと抱えて生きていくのは嫌だ。


迷っているだけでは前へ進めないことは、私も解っています。


                     




posted by わかば at 01:05| Comment(0) | 虚言と家庭内盗難 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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